理事長・施設長 あいさつ

理事長挨拶 鈴木新一

理事長

社会福祉法人白寿会理事長の鈴木新一と申します。前職は旧・竜洋町役場の職員でございます。

社会福祉法人白寿会との出会いは、平成5年。旧竜洋町役場の税務などを担当したのち30代で福祉関係部署の民生課長として、社会福祉法人白寿会の経営を立て直すためのお手伝いをさせていただいたのが始まりです。当時は生活保護や老人福祉など様々な仕事に取り組ませていただいておりました。

そんな中、ある身体障害者の方に「いつもありがとう」と感謝の言葉をかけていただきました。それまで税務などを担当し、市民の皆様の声を直接伺う機会の少なかった私にとって、福祉の仕事は「ありがとう」の気持ちをいただく、無形の喜びとやりがいのある素晴らしい仕事だなと魅せられたのを今でも鮮明に覚えています。

役場職員を定年退職したのちは、当法人の役員に就任。この度、社会福祉法人白寿会理事長としての重責を担うに至っております。

平成3年6月に社会福祉法人白寿会ができた当初から比べると、少子高齢化や家族の形の変化に伴い、社会の老人福祉サービスへのニーズはさらに高まっています。

世相の変化に合わせ、社会福祉法人白寿会の役割は、ますます大切なものとなっていると痛感しております。

地域の皆様の支えもあり、社会福祉法人白寿会の運営する介護福祉施設は、今日地域の介護福祉拠点として役割を担う存在となりました。

地域に必要とされる存在、地域になくてはならない存在、地域の皆様に信頼される施設を目指し頑張って参ります。ご支援を宜しくお願い致します。


当法人の基本理念は大きく分けて6つございます。

1.アメニティ(安心・安全・清潔で、質の高いサービスの提供を行う快適な空間)の創造

2.福祉を担う人材の安定的確保、人材の育成

3.利用者の尊厳の保持と自立支援を図ること

4.コンプライアンス(法令遵守)の徹底

5.地域における公益的な取り組み

6.経営の安定・強化


中でも、サービスをご利用いただくご利用者様に安心してご利用いただき、ご家族様も「白寿会なら安心して預けられるね」と思っていただける施設を目指すこと。また、人材の育成・確保。そして地域福祉の充実への貢献は、特に力を入れていかなければならないと認識し、さまざまな経営施策にも盛り込んでおります。

例えば、当法人では白寿園研修センターを開設。当法人で働く職員の「介護職員の無資格者ゼロ」を目指してまいりました。多くの当法人職員が白寿園研修センターで介護職員初任者研修や介護支援専門員・生活相談員研修などを受講してまいりました。また、当法人が長年にわたって介護福祉事業を展開する中で培ってきた高齢者介護分野のノウハウを地域に還元するために、研修センターは園内のみならず園外の皆様にもご受講いただける体制を整えております。

人材不足が叫ばれる介護業界において、安心できるサービスの提供を実現するためには、人材の育成・確保は何よりも大切な視点です。今後も当法人職員の資質向上、そして地域の福祉の底上げに貢献してまいる所存でございます。

「地域に愛される施設でありたい」という想いのもと、質の高い介護と社会貢献事業に取り組む社会福祉法人白寿会でございますが、今後は現在の施設がある一帯を福祉エリアとして地域の皆様との交流の場として発展させていきたいという展望も見据えております。近年、保育園と高齢者介護施設を同じ敷地内に設ける、幼老複合施設に注目が集まる中、当法人でも2018年11月から企業内保育所のなないろ保育園を開設いたしました。

社会福祉法人白寿会は、時代のニーズと求められるサービス像を常に的確に捉え、利用者様とそのご家族様、地域の皆様、そして職員の安心と笑顔を育む法人を目指して、今後もよりよい事業運営に取り組んでまいります。

どうぞ皆様ご指導・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

理事長 鈴木 新一


白寿園施設長 川口厚旨

白寿園施設長

旧・竜洋町エリアの福祉の拠点として機能してきた特別養護老人ホーム白寿園は、利用者の皆様の「自分らしい生活」を支え、「当たり前の暮らし」をサポートする特別養護老人ホームです。

当園は開園より今日に至るまで、利用者様の笑顔はもちろんのこと、ご家族様そして地域の皆様ともしっかりと連携し、よりよい施設を目指し日々介護と向き合ってまいりました。また、介護人材の不足が叫ばれる昨今、地域の福祉人材育成の拠点として研修センターも併設し、人材育成にも注力。特別養護老人ホーム白寿園で施設介護を経験した優秀な人材が、これまでも数多く在宅介護やデイサービス、居宅支援の現場で活躍しています。

中庭を中心とした明るい日差しが注ぐ施設空間のように、特別養護老人ホーム白寿園で働くスタッフは若い人材も多く、とても明るい雰囲気です。当ホームで働く職員の資格取得や介護技術の向上も支援し、より専門性の高い介護を目指しながら、若い人たちの自由な発想とパワー、そして思いやりの心で、新しい介護のあり方を探ってまいります。

介護の世界に足を踏み入れようと考えている若い世代の方達が、より介護業界で活躍いただけるよう、白寿園はさらなる介護の質の向上に努めてまいります。


第二白寿園施設長 伊藤茂記

第二白寿園施設長

特別養護老人ホーム第二白寿園では、ご入居者様の望むことを大切にし、実現するためにはどうしたらいいか考える“家庭的な介護”を目指しております。

例えば、朝起きる時間、食事をする時間など、これまでご家庭で生活されていたリズムは人それぞれ。1ユニット最大10人のユニットケアを採用することで、できる限りそのリズムに合わせた生活をしていただける体制を実現させています。

また、お一人おひとりのご希望を丁寧に伺いながら、これまでの生活習慣や個性を大切にしてまいりますので、ぜひ皆様のご希望をお聞かせください。ケアをさせていただくスタッフ一人ひとりが、介護サービスを提供する立場であると同時に、ご入居者様にとって第3の家族のような存在となれるよう、全力でサポートさせていただきます。

地域の福祉拠点として、ワンストップで介護サービスを提供してきた私達。

ご入居者様はもちろんのこと、ご家族の皆様にとって「第二白寿園のおかげで今が幸せ!」と感じていただけるよう、精進してまいります。